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心の変化

キンモクセイ

仕事復帰して半年、忙しい日々を過ごしていますが、
キンモクセイの咲く季節になると、
花に気づかなくても、「花の香り」がしてくるので、
ふと立ち止まらせてくれます。

うちの庭には大きなキンモクセイの木があります。
いつも香りに気づくのは、夜帰って来たとき。
暗いので花を確認することが出来なくても、香りでその存在を感じられます。

こんなに香る花も珍しいし、おかげで気づくことが出来るので、
私はこの花が好きです。


告知されてから1年半ぐらい経ちました。
治療もあと少しで一段落します。

テレビでも「癌」に関する情報や、罹患された芸能人のニュースを目にします。
その情報に一喜一憂する自分がいます。
自分も罹患したから余計に気になるのだと思います。



しこりがわかって病院に行くまでは不安でした。

病院に行って、紹介状を渡されたとき、やっぱりという気持ちと不安で涙が出ました。

その後、検査の日々は、意外に冷静に淡々と過ごしました。
それは、泣いても前へは進まないと思ったから。
とりあえず、色々調べて自分の病気について勉強しようと思いました。

手術も入院のその冷静なまま過ごしましたが、病理結果の内容を聞いて、
一気にまた不安と恐怖が訪れました。

切って終わりとは思わなかったけど、抗がん剤も頭になかった訳ではないけど、
思ったより悪性度が高い部類だったことがショックでした。

そこからは、再発率とか生存率とか、
どういう病理結果だとどうなのかとか、悪い情報いい情報を探して
心もアップダウンを繰り返し。

いよいよ抗がん剤の時には、副作用が辛くて、
夜眠れなくて、窓からみえる夜空を見ながら、朝まで起きていたり、
同じように苦しんだ父や母のことを思い出して涙を流したり、
でも、最終投与日を一つ目のゴールとして、ひたすら耐えました。

一貫して思わなかったのは
「なんで私が?」とか「私ばっかり」ということ。
これは何とも不思議です。
今でもそれは思わない。
両親が癌で闘病していた姿を見ているのが大きいのかもしれません。

胸のこと、髪のことも、そこまで落ち込むこともなかった。

胸のことは温存だったからかもしれません。
髪のことは、抜ける時にはさほど落ち込みませんでした。
どちらかというと生えてくるか?という不安はありましたが…。

ハーセプチンになって、仕事復帰して、
体力の衰えや仕事の出来なさには、少し驚きました。
そして、病気のことを伝えず仕事をすることは、当然理解してもらうのは困難なので、
色々悶々と過ごしました。(笑)

現在の私は、再発・転移のことを考えることは減りました。
日常生活が普通に出来ているからだと思います。
もちろん、今でもやっぱり色々検索をしてしまいますが、
色々な治験の結果や新しい発見方法など、
未来に明るい情報を検索することが多くなっている気がします。

きっと、これからも何かがあるたびに、不安や恐怖は出てくると思うし、
思いは変わっていくと思います。

それでも、今は心はだいぶ元気で、それなりに普通に過ごせているせいか、
先日、会社の人に病後の私の変化を言われました。

「悪い意味ではなく、自分の希望を言葉にするようになった。」らしいです。

仕事で上の人から色々なことを言われても言い返すことなく飲み込んで来た…らしい私。
今は、出来ないこともあることも、こうして欲しいということも言えているらしいです(笑)

多分、それは病気を機に働き方を、生き方を考え直したいという思いからだと思いますが。
言うこともなんだかわがままを言っている気がして、躊躇しながらの日々です。
でも、自分を守る為に、無理をしない為に、ストレスを溜めない為に。
出来るだけ言葉にしています。


…とっても、ざっくり(笑)心の変化を追ってみました。

感じ方は、その人自身の心の強さや、病期など千差万別。
ポジティブなひとネガティブなひと、それぞれの心の変化の仕方があると思います。
これは私の場合です。

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