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がん哲学という考え方

本

偶然本屋で発見して、読みました。

著者は、「がん哲学外来」の創始者だそうで、

がんになった人は、「死」を意識するようになり、
そのことでうつ的な状態になる人がいるので、
「言葉の処方箋」で治しましょうというものらしいです。

普通に自己啓発的な本にも感じますが、
やっぱり「がん」になったからこそ、考えること、不安になることもあるので、
その部分をわかりやすく文章にして、そうそうと思う部分もありました。



「いままでどんな生き方をしてきたかはどうでもいい。」



病気になって、今までの生き方を振り返る…、私ももれなくそう考えてしまった訳で…。
「いい人生だったか、悪い人生だったかは、最後の5年間で決まる」
だから、常に最後の5年間かのように全力で生きなさいというもの。




「何をするか」よりも、「どうあるか」


みんな、ただそこにいるだけで価値ある存在であるということ。
私にとっては、叔母がそう。
私が病気になった時、老いた叔母は「何もしてあげられない」とよく言いました。
でも、私は、
「何もしないでも、ただ、叔母さんが元気でいてくれるだけで十分だよ。」
と伝えています。

自分もそうなんだと思えるようになりたい。


「人間に必要なのは、正論より配慮、人は温かいものを求めている。」


これは、上司に感じたこと。
先日書いて消してしまった愚痴記事の「上司の本音」は、
正論を振りかざして、彼女自身の本音を含んだ内容だったことを書いていました。
言われた内容は、今までそんな素振りを見せなかった分、あまりに真逆で、
ショックでした。
正直、もうあまり彼女の言うことは信じられません。

でも、おかげでもう一人の男性上司と今後の働き方や、
自分の治療について話し合いをしようと思い、場を持てたので、
今後の働き方や会社での立ち位置がはっきりしてよかったかも。



きっと、患者会やオフ会など話を出来る人との交流がある人は、
そういった場で出来るのかもしれないのですが、
そういう機会に巡り会えなくて、悶々と社会復帰した人(笑)には、
モヤモヤが解消される本かなあと、私は思いました。
サクッと読めたので、よくある医療本のように傾倒してしまうことはないと思います。
心はちょっと軽くなるかも。

この著者の他の本も興味あります。
機会があれば読んでみようと思います。
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